Wednesday, September 08, 2010

日本に滞在したことのあるフィンランド人に聞いた、日本の驚いたこと / Surprising Things in Japan from Finnish Point of View

フィンランド滞在中、日本に滞在したことのある人が結構いたので、会うたびに、驚いたことを聞いてみた。理由やエピソードがそれぞれに多々あるが、書ききれないのでまずは箇条書きにしておく。
  • ゴミがなく美しい国だと聞いていたが、本当だった。
  • 小さなタオル(ハンカチのことだと思われる)を持ち歩いている。
  • とにかく人が多い。
  • 英語が通じない。
  • 人が親切。
  • 店での接客はすばらしい。
  • 日本の製品はすばらしい。
  • 秋葉原には見たこともない新製品が売っている。
  • 二次元のバーコードがヨーロッパで使われるころ、日本のバーコードは三次元になっているだろう。
  • 地震は怖い。
  • 公共交通機関が発達していて、携帯を電話もせずいじっている。
  • 車線が逆。
  • 食べ物、バリエーションが多く美味しい。
  • 人が多いから食べ物の回転が早く、いつも新鮮。
  • ピザを食べるのにもハシを使っている。
  • 勤勉で長時間働く。
  • 通勤に片道1時間半もかけるなんて信じられない。
  • 大学の学費。
  • アジアの1国であり、グローバルな競争という意味ではアジアは恐るべき国々だ。

Sunday, September 05, 2010

フィンランドに来て驚いたこと / Surprising Things in Finland from Japanese Point of View

フィンランドに滞在して約半年、ある会議の後、同僚に「フィンランドに来て最初に驚いたことは何?」と聞かれた。それをきっかけに、驚いたことをまとめてみると、とてもたくさんあった。フィンランド特有のこと、北欧全体の特徴、緯度が高い場所の習慣、ヨーロッパの一般的なこと、さらには、多分野にいろいろ混ざっているが、列挙するとこうなった。
  • 人口密度が低い。
  • 所得税・消費税共に高い。
  • 物価が高い。
  • 北欧(フィンランド、スゥエーデン、デンマーク、ノルウェー)でユーロ通貨はフィンランドだけ、ノルウェーはEUにさえ加盟していない。
  • スーパーで購入する食品のほとんどには、北欧2~4ヶ国語の説明が併記されている。
  • スーパーにパン、チーズ、ハム、パスタ、コーンフレークなどは多種揃っているが、米はあまり売っていない。
  • りんごなどの果樹、いちごやブルーベリーなどのベリー類、食べられるきのこ等が、そのへんに自然になっている。
  • サルミアッキ(世界で一番まずい飴と言われる)が多種・多量に売られている。
  • 野菜やお菓子も量り売りが多い。量り+バーコード印刷機に自分でかけてレジに持っていく。
  • 離婚率が高い。
  • 自転車のブレーキは、ペダルを逆回転する仕組み。ハンドルを握るタイプのブレーキがない自転車も多い。
  • 土日は休み。店も閉まっている。
  • 7月は休みの月。基本、4週間休まねばならないと決まっているそうだ。
  • 夏は短い。
  • 当然ながら夏季は夜が長い
  • フィンランドでは朝8:00から夕方16:00までが標準的な勤務時間、標準的にはランチは11:00。
  • 夏季の長い昼や冬季の長い夜にも、動物は特に混乱しないようだ。
  • 教育・医療は無料。
  • ボローニャ・プロセス (Bologna Process)で子供のときにヨーロッパを移住しても、受ける教育にさほど混乱はない。
  • 車が右側通行。
  • 車のほとんどはマニュアルトランスミッション。
  • ライトのON/OFFがない車が多い。エンジンをかけると自動的に点く。冬季は常に点いてないと危ない。
  • 路上駐車が時間限定で認められていることが多い。場所によって30分や2時間など。お金を払うタイプも多く利用されている。
  • 交差点がロータリーになっている箇所が多い。
  • あまりリサイクルには関心がないようだ。ただしペットボトルや空き缶などの回収機がほとんどのスーパーにあって、お金が返ってくる。例えば500mlのペットボトルは0.20ユーロ、1.5Lのペットボトルでは0.40ユーロ返ってくる。
  • ゴミの分別収集やものを節約することにはあまり熱心ではないようだ。わりと平気でなんでも捨てる。だからMottainaiが単語になったりするんだろう。
  • 探せば醤油、みそ汁、海苔などの日本の食材も大きなスーパーに売っている。
  • 日本のように頻繁に電車はない。
  • Linuxの国らしく、多くの電気製品にLinuxが組み込まれているようだ。
  • Nokiaの国らしく、誰もが、どんな場所でも携帯電話で話している。電車でも、車を運転しながらでも。
  • でもiPhone率は高い。
  • 小学生から携帯電話を持ってる。朝に先生に預けて帰るときに受け取る。
  • 大学生が授業中にケータイメールしてしまうのは万国共通のようだ。
  • 船・バス・電車の予約から税金の支払までなんでもWeb。
  • 短距離のバスはもちろん、長距離のバスも発達している。例えばヘルシンキのバスターミナルは乗り場の数 (the number of Bays) が100以上ある。
  • 船も一般的に安価に利用されている。
  • 日本のアニメ・食文化などは大変人気がある。
  • コスプレやコスプレイベントも大人気。ローカルなコスプレイベントもある。
  • フィンランド語は北欧の他のどの言語とも似ていない。
  • 戦争の歴史。
  • アジアの製品多し。例えば公共の場所にある液晶ディスプレイはほとんどSumsongかLG。
  • もちろん日本車も多い。でもフィンランドでは自動車の関税がとても高い。日本車をフィンランドで買う場合、日本で買う場合の2.5倍くらい。
  • バイクは日本のメーカがヨーロッパ全域でとても多い。Honda, Kawasaki, Yamaha, Suzuki。
  • フィンランドは一人当たりのコーヒー消費量が世界一。
  • 入学より卒業のお祝いが盛大に行われる。
  • 電車の改札という概念がない。
  • 基本的に、オール電化。
  • 暖房システム完璧。街では、全域にお湯が各家庭に流れていて自動的に全部屋が暖房される。
  • 観光地もIT化されている。例えば、写真や動画をUSBフラッシュメモリに入れた状態で買える。
  • テレビの地上波はすべてデジタル化されている。
  • 会議も大切だが、インフォーマルコミュニケーションが大切。例えば、ある企業で行われた会議で、会議の後半は、会議室に隣接されたサウナにそれぞれのタイミングで入り、ビールを飲みながら、食事をとりながら、バスタオルをまいたままの状態で続きをする。
  • 遊園地で、子供しか乗れない(身長制限で大人が乗れない)乗り物がけっこうある。
  • 大きな家と庭を持っている場合、物置の小屋の他に、子供の遊び場のための小さな小屋(畳でいうと2畳くらい)を父親が建てる。
それぞれにエピソードや理由があるが、書ききれないので、整理してそれらを順次書こうかと思っている。

Friday, August 20, 2010

Northernmost McDonalds in the World

And I have been in the northernmost McDonald's in the World. It is is the Lapland city, northern area of Finland. It is near the Rovaniemi station. Rovaniemi, Finland
Here is some photos. Enjoy GPS values in them.
And I found the unusual opening hours. It says: Open 10:00 - 24:00 from Monday to Thursday, 10:00 - 05:00 on Friday and Saturday, 11:00 - 24:00 on Sunday.
What ?

Thursday, August 19, 2010

Staying in Finland

I am staying in Finland from May to September. It's my research activities with Professors in Finland. Before forgetting, I am going to write something about it. I have visited following cities:
  • Pori, Finland,
  • Helsinki, Finland,
  • Turku, Finland,
  • Tampere, Finland,
  • Lapland, Finland,
  • Stockholm, Sweden,
  • Malmö, Sweden,
  • Copenhagen, Denmark,
  • Billund, Denmark,
  • Odense, Denmark,
Unfortunately, I don't have enough time to visit Norway and Iceland. Anyway, I have enjoyed staying Scandinavian countries.

People in these countries speak English well. Especially for younger generation, they speak English very fluently. For example, about half of the TV programs are spoken in English with the subtitles in their own countries. Because they are not large countries, English communication is necessary in their daily life.

They have still own currency. Finland accepts EURO as a country, but SKK (Sweden krona), DKK (Denmark krone), NOK (Norway krone) are used in respectable countries. And of course they have own languages. Norwegian and Danish languages are similar for each other, I felt. Swedish language is mainly used in Sweden and several area in Finland. Finnish language is very difficult in these languages, because it is agglutinative language. One word varies for many ways.

Scandinavian countries are known as high-taxes and high social welfare. I guess one reason is the less population and strong spirit. They are relatively small countries in the world. But I feel that they have strong spirit to keep their life.

Wednesday, March 17, 2010

Twitter is over capacity

It seems to be over capacity.

Friday, February 26, 2010

University of Tsukuba

I have written a message, as an alumnus at the pamphlet of University of Tsukuba. http://www.coins.tsukuba.ac.jp/is/pamphlet/pamphlet-2010/04.html

Sunday, November 01, 2009

セカイカメラ宝探しで遊びました。

 大学の学園祭で、セカイカメラを使った遊び「セカイカメラ宝探し」を実施した。バッテリや位置検出の精度は問題だったが、技術的に興味深い点も多かったので、まとめておく。
 学部の教員の5ゼミ合同でカフェ「メディ☆カフェ」を出店し、その一環として実施した。セカイカメラ宝探しは山口先生原案で、吉田ゼミが実施というような形態であった。参加者は多くなかったが、実施したことに意義はあったように思う。
 基本ルールは、よくある宝探しで、キャンパス内に散らばったヒントを集め、全部そろうと景品がもらえるというもの。今回はセカイカメラを使って、キャンパス内に散らばったエアタグ(画像とコメント)をヒントに、リアルなヒントとしてアルファベットの文字を集め、英単語を完成させるということにした。ちなみに参加者に配布したものはこちら。  実際に実験してみて分かったのは、次の通り。まずpositive aspectで4点。
  • リアルとバーチャルをつなぐエアタグを実用化した点自体がまず興味深い。
  • フィルタ機能として、直近3日・1か月などの時間軸と、直近100mや300mなどの空間軸で、エアタグをフィルタリングする基本機能が実装されている。
  • エアタグとして、テキスト、写真、音の3メディアが選択可能である。
  • 細部まで作りこまれている。例えば、iPhoneの加速度センサに応じて貼り付けた写真が傾くなど。
 negative aspectでは、次の5点。
  • アプリケーションが利用者に任されている。
  • バッテリがあまり持たない(これはセカイカメラの問題ではないが)。
  • 位置検出の精度が高くない。
  • 画像の解像度が高くない。
  • エアタグの検索が多機能ではない。
 アプリケーションについては、開発者が「拡張現実ARの実用化を目指したのではない、"セカイカメラ"が作りたかった」に述べているとおり、新たな体験を利用者が作って欲しい、というスタンスのようだ。しかし多くの利用者にとっては、なにをしたらいいのか分からない、という感じではないだろうか。  バッテリについては、なにもセカイカメラの問題でも、iPhoneの問題でもなく、現在のモバイルデバイス一般い言えることだが、これは致し方ない。
 位置検出については、GPS自体の精度は数mまで高いはずだが、今回の「セカイカメラ宝探し」実験でいえば、数10mの誤差があるように思えた。およその方向をたよりにキャンパス内の「ヒント」を結構探さないといけない感じであった。
 画像の解像度については、おそらくサーバ側のストレージの問題で、画像1枚あたりのバイト数をかなり削っている印象を受けた。画像にいろいろなヒントを付けて宝探しに生かそうと思ったのだが、エアタグとして貼り付けた画像は、遠目にみてだいたい分かるような程度であった。
 エアタグの検索機能は、今後増えていくであろう。現在の実装でも、「シャウト」と呼ばれるエアタグを「飛ばす」機能が実装されている。大変興味深い。また、いわばエアタグのブックマークである「エアポケット」も実装されている。一度エアタグのある場所に行って「エアポケット」に入れておけば、以降はどの場所にいてもそのエアタグを参照できる。今後の機能追加や、アプリケーションの拡大が期待される。
 私の意見では、別に拡張現実AR(Augmented Reality)が流行っているわけではない。ARが現実に可能になったということではないだろうか。