Tuesday, September 01, 2009

誤解

小ネタ。子供のころ覚えた歌が「実は違う意味に解釈していた」と気づくことはよくある。 今回は宇宙戦艦ヤマトの主題歌。出典はCD。 歌詞の2番に、このようなくだりがある。
誰かがこれを やらねばならぬ 期待の人が 俺たちならば
子供のころ、「この期待の人が俺たちならば」というのに違和感を抱いていた。なんでかって、できれば人類を救う旅に行きたくないという愚痴のように感じたから。つまり、期待をしている人々、すなわち一般人に対して、俺もその立場たちだったらいいのにな、という、一般の人に戻りたい的な、逃げの意味に解釈していたのだ。
もちろん今読めば、「期待の人」というのは、期待を抱いている一般の人ではなく、人類を滅亡から救ってくれる救世主で、それはすなわちヤマトの乗組員だと分かる。すなわち、自分が、人類の期待を背負っているならば、誰かがやらないといけないし、自分が救世主になろう、というわけだ。
全く逆の意味である。こういうこと、実は他にもたくさんある。ありませんか。

No comments: